理事長ご挨拶 理事長ご挨拶

理事長ごあいさつ

「未来へはばたく6歳を育てる」これが私たち登別立正学園に与えられたミッションです。

私たちにとって、教育の目標とは「人格の完成を目指すこと」です。人間であれば、いつか必ず人格を完成することができるとは限りません。適切な教育を受けることによってはじめて人格の完成に近づくことができると私たちは考えます。

では、その教育とは具体的にどのようなものか。それは、知育・徳育・体育(食育)を育てることにあります。
登別立正学園は、これまで一貫して子どもたちが主体的に学習する環境を整えてきました。日々の体づくり、読み書き計算、論語、サイバードリームによる英語教育、発声練習からはじまる歌のレッスン、そして小学校に進学した子ども達にも質の高い教育が提供できるよう学童保育「白菊アフタースクール」も充実させてきました。昨年度からはロボットプログラミング教室「ロボ団」の活動も始まっています。

国が定める教育の指針である教育基本法の第2条には次のようにあります。

(一)
幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと。
(二)
個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
(三)
正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。
(四)
生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
(五)
伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。

登別立正学園は、これらの教育活動を通じて、目標の実現に向けてしっかりとした土台を培って参ります。

愛情という根に信頼という栄養を注ぎ、子どもたち一人ひとりに存在する無限の能力を「遊び」という体験・経験を通して引き出していく。そして、子ども達が、自らの心を律しながら、どんな課題も知恵と力で克服し、「たとえ時間がかかっても、必ず出来る」という自己肯定感を持てるよう育てていく。このことが私たちの使命です。